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自民党の退潮傾向 [政治・社会]

衆議院選挙は、自民党が圧勝、政権に復帰、民主党は大惨敗を喫した。道内は民主が選挙区で全員が敗退、結党以来の大敗北となった。新聞報道は「失望の『台風』王国崩す」(道新)「選択ではなく拒否だ」(朝日)など強烈な見出しが紙面に踊る。政権交代に対する有権者の期待を裏切った民主への激しい怒りの表れであるとしている。まさに、民主党の自滅選挙といわなくてはならない。


しかし、自民党はどうかというと、確かに議席は大きく伸ばしたが、決してこれまでの支持を回復したとは言えない。むしろ退潮傾向に歯止めがかからなかったのである。この傾向は民主党が全滅した道内でも同様である。過去3回の自民党の得票数を拾った。


自民党の得票数の推移(単位万)
2005→2009→今回の順

全国・選挙区
3235→2730→2564
全国・比例
2589→1881→1662

道内・選挙区
143→121→105
道内・比例
94→81→69


2005年は小泉政権時代、自民党が大勝した所謂郵政選挙である。2009年は民主党が政権交代を果たした選挙であり、自民党は敗北、得票数を減らした。ところが、今回は「大勝」したにもかかわらず自民党の得票数は選挙区も比例区も、そして全国も道内も減少しているのだ。戦後最低の投票率、「第3極」への票の分散など今回特有の要因が重なったことも加味しなければならないが、前回選挙で失った自民票を取り戻すに至らなかった。


自民党は与党となったが、相も変らぬばらまき公共事業と経済至上主義路線に凝り固まっている。そして、一層タカ派的な右翼体質をむき出しにしている。
一方、民主党が掲げてきた「コンクリートから人へ」「いのちの政治」「地域主権」などは「格差と貧困」をつくりだしてきた新自由主義的な政治路線を軌道修正し、安心・安全の未来社会をつくろうとするものであり、この理念と政策方向は決して間違ってはいない。今はその内実を豊富化し、こ3年の政権運営や党運営の稚拙さを猛省しなければならない。ゼロからスタートする覚悟と総括議論が必要であろう。


いずれにしても改憲勢力が衆議院の3分の2を超えた。来夏の参院選は極めて重要な戦いとなる。
そして4年以内には必ず訪れる次のチャンスにしっかり備えなけれなならない。




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